TKH-26とモノは同じはずですが、TKHシリーズはなかなか店ではお目にかかる機会がありません。 これはオートバックスで買えたりして割と目につく機会が多いです。自分はホームセンターで2980円。 昇圧回路で2AA駆動。25時間の連続”実用”可だそうで、さらに明るさはスタミナ6LEDやTKH-28 (マンガン電池駆動)に匹敵。あの長さ・太さのものとほぼ同じ明るさに正直ショックでした。 スタミナ6LEDの明るさには満足だったのですが、その長さ故になかなか持ち歩こうという気が起きませんでした。 XB-60の最大の利点は単3電池2本での駆動を可能にしたこと。そこにあると思います。 スタミナライトからXB-60に持ちかえた時なんかには、その単3電池1本の大きさの差がよくわかります。 肝心の照射ですが、明るさは先述のとおりスタミナ6LEDやマンガン電池でのTKH-28相当です。 ただ、スタミナライトやTKH-28に比べ光が少々青っぽいのが気になりますし、照射に若干ムラもあります。 これは製品のバラつきから来るものかもしれませんが…。ちなみにスタミナのLED部と交換するとスタミナの白さ ・明るさ・照射ムラの無さがXB-60で実現できます。お勧め超簡単改造法です(※注 後日追記:スタミナにもバラツキがあります し、現在の新型ではこの改造も気軽にはできなくなりました) また、作りはスタミナライト型です。テールスイッチのクリック感の無さ。安っぽさ。そしてときどき接触不良。 どうにもそこは気に入らない… とは言え、それら欠点を吹き飛ばすだけの魅力があります。通常使用のLEDライトとしては今のところベストバイ 候補でしょう。コストパフォーマンスは抜群です。自分の採点ではLEDの青み・照射ムラで満点ではないですが、 スタミナとのLED交換をした場合なら満点をあげたいです。 (03-02-20) 現在では新バージョンになっており、照射の性格等、自分の旧バージョンとはけっこう違うようです。 (03-05-05 追記)
新型を買ってみました。現在出回っているXB-60はこの新型になります。 新型ではリフレクタ?が異なり、かなりスポット気味の照射になります。その分中心付近の照度は上がっている ような気がするのですが、実は照度計を使って測ってみると逆に下がっていました。これはムラのせいだと思います (照度計では中心部分しか測れないので、照射ムラがあるとかなり結果に影響が出ます)が、旧型に比べ 照射範囲は著しく狭くなり、個人的には改悪に思えました。 LEDライトの照射に関しての利点は、遠くまで照らせない代わりにフラットな光をある程度の距離まで広範囲に照らすことだと 思います。蛍光灯の指向性を高めたようなものだと自分は理解しています。ところが新型ではこの広範囲の照射という メリットが無くなっていました。よく言えばよりハンディライト的な照射の性格になった、ということになるのですが、 単に旧型の照射範囲を狭めただけなんじゃ・・・というのが正直な感想です。 DCコンは素人目にはほぼ同じように見えます。抵抗の値が違いますが、これは旧型の途中から変わったようです。 なお写真の旧型DCコンの抵抗のところは一度スルーさせようとしてますのでちょっと焦げてます^^; 裏側にもハンダがはみ出たりしてますがその辺ご容赦を。 ヘッドも一体成形になってしまっており、LEDの手軽な交換もできず、Luxeonへの換装もほぼ不可能だと思います。 新型になって良くなった部分ってあるんでしょうか・・・ (03-05-13) 新型と旧型の比較については、INOVA X5MT(2003年モデル) の方へ詳しく載せましたので併せてご覧下さい。 (03-05-31 追記) 今さらですが、新型も悪くないと思うようになりました。評価を変更します。 (03-09-09 追記) 旧型の電池を新品にして再度比較写真撮影を行いましたが、以前に比べて暗いまま。旧型の調子悪し…。 むしろ新型の調子が取り戻された?かのようで、こうなっては新型の方がいいと言わざるを得なくなりました。 上記の「新型良くないのでは」というレビューは撤回させていただきます^^; (以前の状態は上記X5MTの所にある比較のような感じでした。こんなこともあるということで・・・) (03-09-17 追記)