FlashlightLens.comのライト用替えレンズです。 様々な種類・大きさがあるのですが、その中でDマグ互換の2種類のレンズを試してみました。 ・UCL (Ultra Clear Lens) レンズへ反射光と乱光を抑えるコーティングをすることで、可視光の99%を通過させるという謳い文句のガラス製レンズです。 確かにノーマルのプラスチックレンズと比べると、その透明感はまさにウルトラクリアです。そこにまるで何も無いかのよう… またレンズには水を弾くコーティングもしてあり、水滴や汚れを防ぐ効果もあるようです。 ・UCL-LDF (Ultra Clear Lens with Light Diffusing Film) UCLの片側へシボを打った曇りガラスのようなフィルム加工がしてあるものです。表面はざらざらしています。 フィルム自体はGE Lexanという最上質のもので、かなりの耐熱温度を持つようです。 ともにサイズは現在、 22.6mm Maglite、Brinkmann 2AA用 29.4mm Pelican M6用 32.0mm Brinkmann Legend LX用(新Oリング含む) 52.1mm Maglite C&D cell用 55.0mm TigerLight and Streamlight SL series用 となっています。 以下簡単に雑感を。 UCLはノーマルレンズに差し替えて中を覗けばわかるように、気持ち悪いくらいに透明です。 なんらかのコーティングがしてあることは、レンズ自身に蛍光灯やライトの光を当て、レンズに反射した光を 見ても分かります。反射したライトの光は緑色のような色で光り、まるでカメラのレンズのような反射の仕方です。 それ故に少しお手入れに気を遣うかも。指で直に触ってしまうとティッシュで拭いたくらいでは指紋がなかなか取れません^^; では実際にノーマルと替えてみてどうかと言えば、残念ながら劇的に変化するというものでは無いようです。 照射した感じではノーマルのプラスチックレンズからの大きな変化は見られませんでした。至近距離では 少し明るくなったかな?という感じはあるのですが…。 それよりもこの透明感の高さ来るアクセサリー要素的な満足感の方が高い気がします。 また、水を弾くコーティングというのも興味深い所です。光量がどれだけ変わるかは数値的なものに 留まりそうですが、1枚の単価も安く、満足度の高いパーツであることは間違いありません。 次にUCL-LDFですが、シュアで言うところのビームシェイパーと同じような働きをします。 スポット光を拡散させ、マイルドな照射具合にしてくれます。また写真の通り、Dマグリフレクタ特有のワイド時に中心部に できるダークスポットを消します。これには恐れ入りました。乱光なんかも綺麗さっぱり消し去ってくれると思います。 照射具合が汚いライトやスポットがきつすぎるライトには打ってつけのパーツです。 綺麗な照射パターンを作るにはリフレクタに凹凸を付けたりするだけでは無く、こんなアプローチの仕方もあるのだと 感心しました。 もちろん光りを拡散させるために遠距離照射に影響が出ますが、それでも特にスポットがきついライトでは 中距離の明るさや照らす範囲が増え、使いやすいライトに生まれ変わります。これはなかなかお勧めです。 FlashlightLens.comは良心的な価格設定とともに、トラブル時の対応も気持ちいいくらい素早く的確に対処してくれ、 信頼できるメーカーだと思います。今ではまだ海外通販しか手に入れる方法がありませんが、お手軽に性能をアップ させるパーツとしては優秀なものだと思いますので、日本のショップでも扱って欲しい商品です。 (03-09-18)
レンズへ反射光と乱光を抑えるコーティングをすることで、可視光の99%を通過させるという謳い文句のガラス製レンズです。 確かにノーマルのプラスチックレンズと比べると、その透明感はまさにウルトラクリアです。そこにまるで何も無いかのよう… またレンズには水を弾くコーティングもしてあり、水滴や汚れを防ぐ効果もあるようです。
UCLの片側へシボを打った曇りガラスのようなフィルム加工がしてあるものです。表面はざらざらしています。 フィルム自体はGE Lexanという最上質のもので、かなりの耐熱温度を持つようです。
22.6mm Maglite、Brinkmann 2AA用 29.4mm Pelican M6用 32.0mm Brinkmann Legend LX用(新Oリング含む) 52.1mm Maglite C&D cell用 55.0mm TigerLight and Streamlight SL series用