CPFで活躍するLambda氏のmodです。 以前からこの方のライトが一本は手にしてみたくて、Arc-LSでほぼ満足している現在でもその欲求は収まらず、 売りに出されているのを見つけてついに買ってしまいました。 なお、自分のものはProfessional Seriesです。標準のものよりも白い光を放つようです。 ■大きさ、ボディ■ ベースはBrinkmannのLegend 2AAです。 テールスイッチが割と長めのため、全長は2AAのライトとしては少し長めになっています。 とは言え、3AAのサイズにはさすがに届かないので、それほど取り回しに苦労するといったこともありません。 大きさについては問題ないレベルだと思います。 また、ボディにはラバーが巻かれています。ちょうどXB-60と同じような位置です。 持って照射するには程よい滑り止めになり、使い勝手はいいです。 ベースになっているライト自体けっこう安価な部類に入るライトのため、全体的な高級感は望むべくもありませんが、 使用するには何の問題もなく実用的なライトとだと思います。 ■色合い、明るさ■ まずは色合い。確かに白いです。 今まではArc-LSH Premiumが最高に白いと思ってましたが、Illminator Professionalの方が断然白いように感じました。 ただ、よく見ると中心部は青っぽく、外周部は少し黄色っぽくもあります。 しかし何かを照らしてその対象物を見てみると、しっかりと全体的に白く照らされていることが確認できます。 自分は白いLuxeonというのをあまり見たことがないので、色に関してはかなり満足でした。 明るさの方はと言えば、感覚的にはArc-LS1 hybrid-500mAをほんの少しスポット気味にしたような感じで、全体的な 明るさとしてはほぼ同等、中心部に限って言えばIlluminator Professionalに軍配が上がります。 (屋外照射写真では、地面が黒いので白っぽい光は不利になっています) 2AAを使ったLuxeonのライトでは、明るさは現状最高レベルだと思います。 ■スイッチ■ 正直言うと、唯一不満なのはここです。 以下はあくまでベースになっているLegendのメーカーBrinkmannへの愚痴です。 Legend2AAのスイッチはテールスイッチで誤動作防止機能も付いており、機能的な部分ではむしろ最高レベルの スイッチだと思います。しかし、スイッチにあまりコストを割けないためか耐久性に劣る気がします。 事実、自分のものは使用開始早々ロックから戻りにくくなってしまいました。 Legendをベースにしたライトではこのスイッチのせいでフリッカー問題も見られますし、どうにかならんものかと 思っていましたが、bonさん情報ではBrinkmannはこのスイッチのロック機構を廃止し、スイッチの改良に 乗り出していくそうですね。自分はその方向に賛成です。せっかくの素晴らしいmodがこのスイッチのおかげで 気持ちよく使えない気がしますので… ただ、もしも問題の無い状態でしたら自分もロック機構は捨てるに惜しい機能だと思います。 MicroIlluminatorのスイッチではロック機能は重宝していますし、いずれは改良を加えて戻して欲しい機能だと 思ったりもします。ついでに言えば、スイッチ部分のネジ溝の間隔をマグ2AAと共通にして欲しいと思います。 (マグ2AA用のサードパーティ製テールスイッチ類が一切使えず、スイッチの補修のためにLegendを買うしかない点が残念)> ■まとめ■ ランタイムテストを行ってからレビューする予定でしたが、正式なものがまだできていないのでテストは後日です。 若干不活性になったっぽいニッケル水素充電池でのテスト結果で2時間あまりでしたが、しっかりとした電池で 計測していないので結論ではありません(実際は気づかずに4回もやってしまった…) ランタイムについては後日です。 このライトをいろいろ使ってみて思ったことは、2AAで駆動するLuxeonライトでは最高クラスの明るさだ、ということでした。 そしてNi-MHでの駆動ならば初期状態に近い明るさが長い時間続きますし、Arcもうかうかしてられないんでは? と思ってしまいました。気になると言えばスイッチだけです。今後のBrinkmannの改良に期待します。 (03-04-18)