(現在は普通に元から3LEDのDUO LEDというモデルもあります) Petzlは元々山岳系のメーカーで、かなり昔にDuoというモデルを手に入れました。 当時1万円近くし、まだライトマニアという言葉すら知らなかった自分には1万円という額はかなりの冒険でした。 でも価格に見合ったその性能は凄まじいものがありました(当時)。それにとにかくよく考えて作られています。 予備球内蔵、フォーカス調節可能、メインのハロゲンも明るく、メインが死んでもサブ球有り・・・当時は感動した ものです。もっともサブ球は非常に暗く、メインのハロゲン球も今となっては見劣りするものになりました。 長らくの間もう使うこともないだろうとしまってあったのですが、LEDモジュール−その存在を知って復活の目を見る ことになりました。取り付けてみればサブ球なんか比べるまでもない明るさ。素晴らしすぎる!モジュールは高いですが その価値はありました。 メイン球はほとんど使うことはありませんが、いざという時にLED+フィラメントという組み合わせは役に立ちます。 また、とにかくLEDのヘッドランプは使い勝手がいいです。 作業する時には大概両手が開いた方が作業効率も上がり、またLEDの光は遠距離まで届かずとも広範囲を照らし、 長時間付けっぱなしでも省電力で長持ち、長時間の点灯にも疲労が少ない、と作業することに関してはLEDヘッドランプ が最適です。 現在も使っている現役です。手放せません。後はメーカーのページに存在だけ確認できている8LEDモジュールを手に 入れるだけ…。どこかに売ってないでしょうか? (03-02-18) いまだにこれは現役で使ってます。LEDも今となっては標準的な明るさで、ハロゲン球も然り。 ではなぜそれでも使っているのかと言えば、スイッチ一発でLEDが全開で使え、一発でOFFになる数少ないLED ヘッドランプだからです。頻繁にON-OFFを繰り返すような状況ではこうでないとやってられません。また、 4AAのためかLED時のランタイムはかなり長く、一晩は暗くならずに余裕で使えます。 Duoは確かに本体が大きくかさばるのですが、一時的に遠距離を照らしたい時にもスイッチ一発で ハロゲンへ切り替えができますし、とにかく「スイッチ一発で」という使い勝手の良さからいまだに 手放せません。LEDヘッドランプは数多く出ていますが、ほとんどが余計な多モードがついており、 ON-OFFに複数回ボタンを押す煩わしさがあります。闇雲に機能を増やすのではなく、実際の使い勝手 を念頭に置いた開発を行うPetzlの姿勢は他のメーカーにも見習って欲しいものです。 (03-09-10 追記)