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DLED-LITE D-004

本体写真

▼15cm。ミニマグAA準拠
▼107g(2AA込み)
▼100g(3N+アダプタ込み)

▼前面
▼メイン部分
▼無改造状態に簡単に戻せる

▼ヘッド部をばらした状態
▼ここも無改造状態に簡単に戻せる
▼ヘッドを外すとランタンに

▼バッテリーは2AAか3N
▼3N用アダプタ(付属)
▼付属品一覧。標準状態にすぐ戻せる

照射比較 [室内約1.2m、シャッタースピード1/15]
※写真をクリックすると拡大します

▼左:Arc-LS1 500mA vs 右:D-004
▼左:XB-60 vs 右:D-004


照射写真 ※写真をクリックすると該当距離の照射比較ページを別窓に開きます

▼室内1m

▼屋外5m

▼屋外10m

▼屋外20m




このライトは個人改造品です。
Arc-LSがまだ初代LS1しか無かった時代に販売されていました(と言っても1年ほど前のことです)。
当時はまだ日本にはLuxeonという言葉すらあまり浸透されておらず、当然今のようなLuxeonの選別(ランク) などというものも存在しませんでした。今よりもっとLuxeonの質にばらつきがあったと思います。 そんな中、DLED氏がおそらく日本で初のLuxeonライトを改造品販売という方法で世に出し始めました。 (なお自分のD-004は販売開始第1期目のものです)

当時は改造品販売という方法が今ほど浸透しておらず、販売は冒険だったと思います。 改造品として送られてきたライトはとても良く出来ており、丁寧な造りで満足のいくものでした。 何より、いつでも元の標準状態に戻せるように造られていることは評価に値します。
単3電池2本駆動が主ですが、より明るさをアップさせるため、単5電池3本駆動にするための自作ケース
も付属していました。

写真を見ればわかると思いますが、Luxeonの色は現在で言う「黄色」を通り越して、色温度の低い フィラメントのような色をしています。明るさも現在のLuxeonのライトには及ばないかもしれません。 もちろんこれらは当時のLuxeonの品質のためです。

自分は市販品を超えるような性能を持つmod製品が好きです。しかし海外からの購入のため、英語という壁が 立ちはだかります。そのmodに関しての情報はCPFに溢れますが、事前の正確な情報は完全には把握できません。
日本では改造品販売と言うとほとんどがオークションで販売されています。定価で販売という方法を取る所はごく わずかしかありません。自分の母国語が通じ、定価で改造品を販売してくれるDLED-LITEのようなところは貴重な 存在だと思います。

しかし最近ではかなり前からDLED-LITEのホームページに動きはありません。 手元には一緒に送られてきた「単3電池2本用ブースター開発中」の紙があるだけです。 DLED氏はとても優秀なmod製作者だと思います。現在ならもっと素晴らしいmodを見せてくれるような気がします。 是非とも本格的な再開をして欲しいものです。

(03-04-15)



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