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ElektroLumens Blaster VI

本体写真

▼22.8cm
▼マグ4D,BlasterVI,サージ
▼ほぼDマグと同じ太さ

▼CR123A*3込みで507g
 (誤差1〜2gあります)

▼スイッチ。Dマグと同じ?

▼テールキャップにロゴ

▼30mmコリメータ
▼後ろから
▼中から覗く

▼ヘッド部
▼テールキャップ外してバッテリー交換
▼CR123A*3アダプター

照射比較その1 [室内約1m、シャッタースピード1/4]
※写真をクリックすると拡大します

▼BlasterVI vs Arc-LS1 500mA
▼BlasterVI vs スコーピオン


照射比較その2 [奥ガードレールまで約40m、イス位置約35m、シャッタースピード1/2]
※写真をクリックすると拡大します

▼BlasterVI
▼スコーピオン
▼Arc-LS1 Hybrid 500mA
▼Arc-LSH Premium
▼Arc-LS3


照射比較その3 [奥ガードレールまで約60m、イス位置約55m、シャッタースピード1/2]
※写真をクリックすると拡大します

▼BlasterVI
▼スコーピオン


フォーカスについて

▼ヘッド通常位置
 ダークスポットが写ってませんが
 実際はあります。
▼ヘッドを少し緩める




照射写真 ※写真をクリックすると該当距離の照射比較ページを別窓に開きます

▼室内1m

▼屋外5m

▼屋外10m


▼屋外20m

▼屋外40m

▼屋外60m


ElektroLumensの販売品だった のですが、ここは販売品がコロコロ変わり旬を逃すと買えないことが多々あります^^; 現在は販売されていないようです。

5W-Luxeonを使用したライトはすでにArc-LS3を持っているわけですが、発熱を考慮してか出力を非常に落とし、なおかつ 専用のコリメータでないため5W-Luxeonとは思えない明るさでした。 すでにLambda氏が5W-Luxeonを使用した改造販売をしていたことは知っていましたが、発売即完売という状況に買えない 状態が続き、いつか5Wの真の明るさを体験したいと常々思ってました。 そこへこのライト発売のニュースを見たため速攻で購入したのがこれです。

当初の予定では6AAで5W-Luxeonを駆動というふれこみでしたが、6AA用のアダプタ"3-To-D"の製作が遅れているらしく、 完成予定が4月半ばということで、代わりにCR123A*3のアダプタが付属してきました。 使えないよりはいいので、とりあえずCR123A*3駆動でのレビューです。6AAが自分の目的だったので、アダプタが完成次第 手に入れたいと思います。なお2Dマグサイズですが、当然ながら2Dでは点灯しません。

■大きさ、本体■

2Dマグサイズです。自分の中では長さ的に持ち歩ける限界です。
散歩で使ってみましたが、長さがネックというよりもDセルサイズの太さが持ち歩くにはけっこう太いです。 重さもそれなりにあります。正直自分には散歩用には向きませんでした。もっとも散歩に使うという発想自体がおかしいの かもしれませんが^^;
ただ、マグライトと違うのは全面にわたって横スジが入っており、それが滑り止めの役割を果たしているためか割と手は 滑りません。横方向には滑ります(手の中でくるっと回りやすい)が、縦方向には滑りにくいです(落としにくい)。 また、ランヤードリングのようなものがないのでそういったものが欲しいと思いました。

■明るさ■

ついにLuxeonもここまで来たか、といった感じでした。
ElektroLumens氏これまたオリジナルの30mmコリメータがいい感じにはまっているのか、まったくもって「普通の」ライト感覚 です。5〜60m先まで照らせます。これには正直びっくりでした。暗闇で照らしながら歩いていると、Luxeonのライトということ を感じさせません。ちゃんと先の方まで照らせることが大きいです。

自分は照射比較の撮影をしている場所に行く時当然ライトを使うのですが、非常に真っ暗で心霊スポットのような場所で 不気味なのです。LEDライトや今までのLuxeonライトでは役に立たず、そこまでのライトはもっぱらハイパワーのフィラメント ライトでした。ところがこのライトでは全然問題ないです。明るさ的には完全にフィラメントライトの感覚です。
この明るさを見て、まだ現状はハイパワーのフィラメントには特に遠距離での照射で及ばないところがありますが、LEDが フィラメントに取って代わるという未来もそう遠くはないなということを強く感じます。

なおこれだけ明るいものですが、5W-Luxeonの抱える寿命の問題を考え、少しでも長持ちさせようと少し明るさを抑えた ものにしてあるようです。しかし電流制限のための抵抗をもう少し小さくしてもさほどライトとしての信頼性は損なわれない ようで、明るさを増したバージョンも出そうです。もし出たらまた買ってしまいそう・・・

色合いは若干黄色みがかった白色です(写真よりもう少し白寄りだと思います)
わかりにくい表現ですが、Arc-LS1 500mAでずっと出力を上げるとこんな色合いになるのかなーといった色合いです。 光量があるのであまり気になりません。

■照射パターン■

ビームシェイプは四角く、また、中心部にダークスポットがわずかにあります。
(ダークスポットがうまく写真に写りませんでした。vsLS1、vsスコーピオンの写真が見た目に近いです)

これはCPFで少し話題に出ていますが、焦点の問題だと思います。
ヘッドを少し緩めるとダークスポットも消え、四角いビームシェイプも丸くなります。その代わり最も明るい部分の面積が減り、 中くらいの明るさの面積が増えます。通常位置の方がダークスポットはありますが、スポット的で最も明るい部分が広いです (写真参照)。もっともこのダークスポットが写真のとおり遠距離になるほど広がっていき、「光の輪っか」になってしまいます。 ただマグライトのワイドにした場合のダークスポットとは異なり、輪っかの中心は完全な闇ではなく弱い光という違いがあります。

ヘッドを緩めればダークスポットの大きさと最も明るい部分の大きさ、ビームシェイプが変化します。どこが最適かという答えは わかりません。それらの要素がトレードオフの関係で、もはやこれは好みの問題だからです。
ただ、ヘッドを少し緩めてダークスポットを消した時、遠距離照射の限界が伸びそうな気はします。また後日テストしたいです。

■スイッチ■

スイッチはDマグのものと基本的に同じ方式です。押せば点灯です。ただ少し癖があって「スイッチを押す→スイッチから指を 離す→点灯」となります。指を離すと同時に点灯するのですが、Dマグや他のプッシュスイッチを用いたライトのように押しながら 点灯ということができません。逆に「点灯→スイッチを押す→(指を離さなくても)消灯」です。今までのライトからすると少し 違和感があります。 この違和感のあるスイッチ方式は改良されるとのことですが、自分は今のままでも誤点灯しにくくていいと好意的な解釈です。

■その他■

このライトはヘッド部にDCコン等を組み込むスペースが確保してあるそうです。DCコン組み込みが待ち望まれます。 一定の光量を電池切れ寸前まで持続、そして昇圧で4AA駆動等でライト本体を小型化できれば文句なしです。

現状のCR123A*3は貧乏性な自分には使うのに躊躇してしまいます。CR-123Aでのランタイムがどのくらいになるのかまだ 見極めてないので何とも言えないのですが、個人的には6AAで安心して駆動させてみたいです。6AAでは2時間のランタイム とのこと。またDCコンが入っていないので、明るさの減衰が照射時間経過とともにどうなるのか気になります。これらはランタイム テストをしてみないことにはわかりませんのでまた後日ですね。

(03-03-31 修正2)


フォーカスについての追加写真 ※写真をクリックすると拡大します

▼ヘッド通常位置 ▼ヘッド少し緩めた位置

▼屋外5m
▼屋外5m


▼屋外10m
▼屋外10m


▼屋外20m
▼屋外20m


▼屋外約40m
▼屋外約40m


ヘッドを少し緩めると微妙にフォーカス調節ができますが、どんな感じになるのか試してみました。
見てのとおり、ヘッドを少し緩めた場合はワイド光になるような感じになりました。
遠距離照射性能がアップするわけではなく逆でしたね^^;
(03-04-17)



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