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ArcMania bin#X3V Mag-Lite 3D

本体写真


▼32cm
▼bin#X3V 3D,SNII,MEGACLOPS,
 BlasterVI,SF-501

▼3D込みで836g

▼前面
▼拡大。SE+リフレクタ
▼ヘッド内部

▼バッテリーは単1×3



HDとSEの違い 左:SpaceNeedleII(HD) 右:bin#X3V 3Dマグmod(SE)


消灯時のギミック 一連の流れはほんの一瞬です。

1.スイッチOFF
2.減光
3.一瞬また光り、

4.いっきに減光
5.フェードアウト
6.さらにフェードアウト〜消灯

照射比較その1 [室内約1.2m、F2.7、シャッタースピード1/60固定]
※写真をクリックすると拡大します
※全て右側がbin#X3V Mag-Lite 3Dです。

▼vs SpaceNeedleII (spot)
▼vs SpaceNeedleII (wide)
▼vs BlasterVI

▼vs MEGACLOPS HD (spot)
▼vs MEGACLOPS HD (wide)


▼vs スコーピオン (spot)
▼vs スコーピオン (wide)


照射比較その2 [屋外約15m(空中につき目測)]
[F2.7、シャッタースピード1/2固定]
※写真をクリックすると拡大します
※この比較写真はArcMania bin#S4L LEGEND 2AAと共通

▼bin#S4L LEGEND 2AA
▼Arc-LS1 Hybrid 500mA
▼Arc-LSH Premium

▼Task-Light 3AA Luxeon
▼E2
▼スコーピオン

▼アドベンチャーライト4AA
▼SpaceNeedleII
▼MEGACLOPS HD

▼bin#X3V Mag-Lite 3D
▼BlasterVI


照射比較その3 [登山道最奥カーブまで約20m]
[F2.7、シャッタースピード1s固定]
※写真をクリックすると拡大します
※この比較写真はArcMania bin#S4L LEGEND 2AAと共通

▼bin#S4L LEGEND 2AA
▼Arc-LS1 Hybrid 500mA
▼Arc-LSH Premium

▼Task-Light 3AA Luxeon
▼E2
▼スコーピオン

▼bin#X3V Mag-Lite 3D
▼SpaceNeedleII
▼MEGACLOPS HD

▼BlasterVI



照射比較その4 [資材まで約40m?(湿地対岸のため目測)]
[F2.7、シャッタースピード1/2固定]
※写真をクリックすると拡大します
※この比較写真はArcMania bin#S4L LEGEND 2AAと共通

▼bin#S4L LEGEND 2AA
▼Task-Light 3AA Luxeon
▼E2

▼スコーピオン
▼SpaceNeedleII
▼MEGACLOPS HD

▼bin#X3V Mag-Lite 3D
▼BlasterVI


照射比較その5 [奥ガードレールまで約40m、イス位置約35m、シャッタースピード1/2]
※写真をクリックすると拡大します
※この比較写真はArcMania bin#S4L LEGEND 2AAと共通

▼bin#S4L LEGEND 2AA
▼Arc-LS1 Hybrid 500mA
▼Arc-LSH Premium

▼Task-Light 3AA Luxeon
▼E2
▼スコーピオン(spot)

▼アドベンチャーライト4AA
▼SpaceNeedleII(spot)
▼MEGACLOPS HD(spot)

▼bin#X3V Mag-Lite 3D(spot)
▼BlasterVI
▼スコーピオン(wide)

▼bin#X3V Mag-Lite 3D(wide)
▼SpaceNeedleII(wide)
▼MEGACLOPS HD(wide)

照射比較その6 [奥ガードレールまで約60m、イス位置約55m、シャッタースピード1/2]
※写真をクリックすると拡大します
※この比較写真はArcMania bin#S4L LEGEND 2AAと共通

▼bin#S4L LEGEND 2AA
▼Task-Light 3AA Luxeon
▼E2

▼スコーピオン(spot)
▼SpaceNeedleII(spot)
▼MEGACLOPS HD(spot)

▼bin#X3V Mag-Lite 3D(spot)
▼BlasterVI
▼スコーピオン(wide)

▼bin#X3V Mag-Lite 3D(wide)
▼SpaceNeedleII(wide)
▼MEGACLOPS HD(wide)

ランタイムテスト ※グラフをクリックすると詳細ページを別窓に開きます


照射写真 ※写真をクリックすると該当距離の照射比較ページを別窓に開きます

▼室内1m (spot)

▼屋外5m (spot)

▼屋外10m (spot)


▼屋外20m (spot)

▼屋外40m (spot)

▼屋外60m (spot)


▼室内1m (wide)

▼屋外5m (wide)

▼屋外10m (wide)


▼屋外20m (wide)




ArcMania氏のmodです。
5W-Luxeonを使用した大きめのライトはいくつか既に持っており、明るさも素晴らしく、どれも単3電池が使えるように なってますので使いやすく良いのですが、BlasterVIは安定志向なので別としても、SpaceNeedleIIとMEGACLOPSは 完全に明るさへ振ったライトのため、長時間の使用や長期間の使用を考えた場合、信頼性という点では不安な面がありました。 そこで5Wを使い、長時間使え、長期間信頼が置けるライトが一つ欲しくなり、作っていただいたものがこれです。

このライトは「実用性」に重点を置いていますので、見てのとおりSpaceNeedleIIやMEGACLOPS等に比べると少し明るさ面では 劣ります。とは言ってもスコーピオンクラスの明るさはありますが…。実用性を重視した割には、よくここまで 明るくできたなあ…というのが本音です。

実用面で大きなメリットを持っているのがバッテリー。単1電池仕様なんですが、3本で駆動します。 しかもランタイムはアルカリで実測6時間30分以上。この点に於いては単3電池6本のSpaceNeedleIIやMEGACLOPSは まず勝てません。手に入りやすい電池でこの明るさをこれだけ長く保てることが嬉しいです。なお、NiMHも計測しようと 7000mAのものを手に入れましたが、どれだけ持つのか見当もつかないのでしばらく保留です。

そして単1電池3本で5Wを駆動させるのにArcMania氏の特製DCコンが使われています。 具体的にどんなものなのか詳細はわかりませんが、DCコンを2つ使い、3Dで4.4W駆動を実現させています。
なおこのDCコンは完全な3D用で、使用電池は限られます。単2電池や単3電池をアダプタで単1化したりして 使うことはできません。正確にはできるのですが、出力が3.3Wになってしまうそうです。そして、DCコン自体も Dマグサイズの直径を持つようで、巨大なものみたいです。はじめ、マグ3Cの単2仕様でできないか?とバカなことを 尋ねてみたところ、暗くなるしそもそもDCコンがサイズ的にCマグに入りきらないからDCコンの組み直しが必要だ、 と言われました^^;

そしてこの明るさを支えているのが、bin#X3Vという5Wでは現状最高ランクのLuxeonです。 ただしHDではなくSEなので、他に持っている5W製品とは残念ながら明るさの直接的な比較は出来ません。

SE+リフレクタの照射パターンが知りたかったのもこのライトを手に入れた大きな理由でして、見事にHDとは 異なるパターンになってます。HDとDマグリフレクタで作り出されるパターンは、強烈なスポット+広範囲照射という いいとこ取りのパターンでした。それに対し、SE+Dマグリフレクタから作り出されるパターンは中央の最も明るい スポット点はかなり狭く、そこから段階的に明るさが広がっていくようなものでした。遠くを照らせば30mmコリメータの BlasterVIにスポット照射を加えたようなパターンになっており、全体としての照射範囲はHDに比べれば劣ります。 言葉では表現が難しいですね・・・

ただSEパターンの欠点として、1つはDマグリフレクタのつるつるをモロに反映し、照射パターンがノーマルDマグ のように少々ムラが出ること。もう一つは、スポットもワイドもHDほど顕著に変わらない(ように思える)こと。 実際に撮影した写真を見るとしっかり変化しているんですが、中心照度と周りに広がる光の照度の境がHDほど明確に 出てこないので、スポットとワイドの切り替えもけっこう微妙なものになっています。SE+リフレクタならば、 マグのようにフォーカス調節できなくとも固定焦点で十分問題無いように思いました。

もう少しパターンについてSNII(HD)とこのライト(SE)を想定して書いてみると、HDは超スポット+広範囲照射の両立。 SEはもう少し遠距離性能を弱め、照射範囲を狭くし、その分中間部分を埋めるような形でしょうか。 ただしHDによる広範囲照射の部分はSNIIの光量だったからこそ写真にしっかり写るほど異常に明るく感じるものになった と思いますので、このArcMania氏modの出力から考えればSE採用は正しいのかもしれません。低出力のライトでHD+リフレクタ にすると周辺光の明るさは落ちるので、結果としてもっと暗く感じる結果になったかも。

さて実際の使用感ですが、3Dマグがベースなのでその大きさと重さが少し気にかかります。しかしこれは仕方のないところ でしょうね。普段から携帯する大きさでは無いのですが、長時間の屋外散策や夜間の非常事態といった、長い時間大きな 光量を必要とするシーンには最適だと思いますし、それを自分は想定してます。 これでいよいよノーマルなDマグの出番は無くなりました。自分の所有ライトではどんどんフィラメントがLEDに置き換わって 来てます・・・

(03-07-15)



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